橙と紫の神隠し

同人ゲームである東方シリーズ(著作者 上海アリス幻樂団)の世界観、キャラクターを元にした二次創作シナリオ。

シナリオ名 橙と紫の神隠し
作者 さしみ
ジャンル 二次創作(東方)
現バージョン 2.00
最終更新 2005年9月19日
動作環境 SE○ FE◎ 旧×
規模 幻想郷
開始年月 2005年6月
勢力数 33
拠点数 62
人物数 備考を参照のこと

ここは幻想郷。人々がのんびりと暮らす、平和な世界。

おやつをめぐって大喧嘩したこともありましたが、おおむね仲良く暮らしていました。

そんな幻想郷に、また事件が起こります。

それは「白玉楼夏祭り」開催中の出来事。

なんと、名酒「水道水」が何者かに盗まれてしまったのです。

当然所有者であった幽々子は黙っていません。

「妖夢、犯人を見つけて斬り潰すのよ!」

とはいえ、このお酒は幻とまで言われる名酒。容疑者は数知れず。

早々簡単には見つかりそうもありません。

「アレは私のものになるはずだったのに……咲夜、今すぐ盗まれた水道水を見つけなさい」

「畏まりました」

レミリアは水道水を狙っていた一人。

紅魔館の吸血鬼が、この騒ぎに乗じて水道水を手に入れてしまおうと企んでいます。

「永琳、わたしお酒飲めないから……」

「なにを仰るのです姫、あれを飾っておけば皆に自慢できるのですよ!」

乗り気でない輝夜をその気にさせて、水道水争奪戦に参加させる永琳。

永遠亭・裏の支配者である彼女もまた水道水を狙っていたのです。

「ところで夢子ちゃん。水道水ってそんなに美味しいの?」

「もちろんですよ神綺様、死ぬまでに一度は飲んでおかないと後悔しますよ」

後悔するほどの味……神綺の中で一気に高まる水道水への好奇心。

魔界の神が、幻想郷の名酒を目に入れるべく動き出す。

「水道水かぁ……寝酒に良いかもね」

極上の酒で極上の眠りを。

眠りの探求者でもある幽香にとって、水道水は是が非でも手に入れなければならない。

勿論、酒好きな住人にとってもこんなチャンスは滅多にありません。

「早い者勝ちよ!」(巫女さん)

「水道水の味? それは教えられないぜ」(黒魔術師さん)

「極上のお酒と聞いて飛んできたよ!」(鬼さん)

「酒ってなんだか知らないけど、とりあえず私が手に入れるわ!」(氷の妖精さん)

そんな中、スキマから再び光る妖しい目が。

「ゆかりさま、面白いことになってきましたね!」

「みんな必死になっちゃって、そんなにコレが欲しいのかしら。奪えるものなら奪ってみなさいな。」

橙と紫の神隠し。それこそが今回の騒動の原因だったのです。

今ここに再び幻想郷中を巻き込んだ弾幕ごっこが繰り広げられようとしています。

幻想郷を丸く治めるのは、果たして誰なのでしょうか?

                                         (OPより抜粋)

 4パターンのシナリオが存在し、それぞれ初期設定等が微妙に異なる。

  ・橙と紫の神隠しA 基本的に東方シリーズのキャラのみ登場

  ・橙と紫の神隠しB オリジナルのキャラなども登場

  ・魔王レミリア戦記 通常シナリオとは開始条件が異なる

  ・マヨヒガの逆襲 通常シナリオとは開始条件が異なる

 人物数:98(A) 115(B) 110(魔) 105(マ) 

 また、上のシナリオとは関係ないおまけシナリオが同梱されている。

 S:  
 A:   
 B:  
 C:  
 D:  
 E:  
 F:  

なし

  • 橙と紫の神隠し.txt
  • 最終更新: 2020/08/02 23:04
  • by 蛛賢