ショートシナリオ ~帝都の内乱~

欧州風のマップを舞台にした、ショートシナリオです。

兄弟の相克を乗り越え内乱に陥った帝都の混乱に収拾をつけましょう。

城数17のかなりの小規模シナリオですので、プレイによっては数年で統一されるようです。

また、戦国史初心者でも戦略を立てやすくするのを目標にしましたので、いきなり大規模シナリオをやるのが心細い人にお勧めいたします。

(readmeファイルより)

シナリオ名 ショートシナリオ ~帝都の内乱~
作者 awak
ジャンル ファンタジー
現バージョン
最終更新 2005年6月13日
動作環境 SE◎ FE○ 旧×
規模 帝国
開始年月 774年3月
党派数 15
都市数 17
将軍数 190

先帝が亡くなってから早数年、帝都には不穏な空気が漂っていた。

新帝は無能ではなかったが、

代々外戚として権勢を誇った一族の専横を見抜くには若過ぎた。

不満を抱く諸侯たちが不遇をかこつ皇族の下に集まるのに、

さほど時間がかからなかった。

だが、外戚一族の当主は老獪であった。

寄せ集めの不穏分子の中に、彼は予め不和の種を撒いておいた。

それは、信仰だの利権だの血統の正統性だのと、

本当にありきたりでつまらない問題だった。

しかし、そのつまらない問題で諸侯たちは面白いほどに割れた。

結果、醜い仲間割れと潰し合いが始まった。

諸侯が疲弊した頃合を見て、宮廷は有力諸侯と皇族数名を

謀叛の容疑で逮捕することを決定する。

異変を察知できた者は慌てて宮殿から自邸に逃れ、

決起の準備も整わないまま、

皇帝に対する戦いを始めねばならなくなった。

兄弟たちの身を案じつつも混乱をもはや止めることも儘ならない

皇帝ベルンハルト。

父に仕えた老臣の「協力」を得て兄達への挑戦を試みる

皇弟ライナルト。

自らの「正統性」を公言して憚ることのない

先帝の庶長子ルプレヒト=カール。

誰からも愛され、そしてその才を過小評価されていた

皇家の末弟テオバルト。

この抗争に収拾をつけるのは誰か――。

帝国のあらゆる人々が固唾を呑んで見守る中、戦いが始まった……。

(OPより)

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  • ショートシナリオ_帝都の内乱.txt
  • 最終更新: 2020/08/01 07:22
  • by 蛛賢