幕末戦史「彰義隊<上野戦争>」

上野における彰義隊と新政府軍との衝突に始まる関東・東北での騒乱を題材とした史実シナリオ。

シナリオ名 幕末戦史「彰義隊<上野戦争>」
作者 総督
ジャンル 幕末
現バージョン 0.70
最終更新 2006年8月29日
動作環境 SE◎ FE○ 旧×
規模 日本全国
開始年月 1868年4月
大名家数 354
城数 729
武将数 1602

慶応四(明治元)年・春―

桜が満開になり散ろうとするころ・・・

江戸無血開城後、旧幕臣・勝海舟の戦略で江戸の治安に当たっていた

天野八郎率いる彰義隊が官軍兵と騒動を起こす。これに業を煮やした

長州藩・村田蔵六(大村益次郎)が総指揮を執り上野寛永寺を攻囲、

上野戦争が勃発しようとしていた。

東北・北越では、朝敵とされた会津藩・庄内藩に同情的な諸藩が

奥羽鎮撫軍の長州藩士・世良修蔵の横暴な態度に激昂、

白石列藩会議を経て、五月に三十余藩からなる奥羽越列藩同盟

を結成、東北・北越でも戦端が開かれた。

北関東では勝の指示を受けた大鳥圭介率いる旧幕府軍精鋭・伝習隊が

土方歳三の新選組や諸隊と共に北上し、品川沖では榎本艦隊が

新政府海軍の動向を虎視眈々と窺い、房総半島・相模では請西藩主

林忠崇が小田原藩と策謀、箱根を制圧し駿府攻略を目論もうとしていた・・・

こうして・・・

今まさに北は東北から南は関東の東日本一帯にわたる戦乱の炎が湧き上がろう としていたのである。

いっぽう・・・

雪解けしたばかりの会津の日新館では来たるべき戦いに備えて

戦闘訓練に余念がなかった。白虎隊士中隊士である少年、安達藤三郎は

続々と出兵していく兵士を羨望の眼差しで見ながらも自分たちにも

ようやく出番が近づいていることを自覚していた・・・

  (OPより抜粋)

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  • 彰義隊_上野戦争.txt
  • 最終更新: 2020/07/30 21:57
  • by 蛛賢