戦争ごっこ顛末記

東方シリーズシナリオ

シナリオ名 戦争ごっこ顛末記
作者
ジャンル 二次創作(東方)
現バージョン 1.01
最終更新 2005年9月28日
動作環境 SE○ FE◎ 旧×
規模 幻想郷
開始年月 2000年 8月
勢力数 44
拠点数 98
人物数 106

事の発端は、退屈と好奇心が運んできた。

「ねえ、パチェ。戦争って楽しい?」

「………どうしたの?」

珍しく図書室に来たと思えば、と友人の顔を見つめる図書館の主。 そんな彼女に、館の主人は退屈そうに言った。

「ほら、外の人間は戦争を繰り返してるとか何とか、そんな話があったじゃない」

「ああ」

つい先日、そんな話をしたかもしれない、と頷く。それが?と先を促す。

「そんな繰り返すほど楽しいなら、退屈だしやってみようと思って」

「でも、戦争は兵士を使うものですよ?」

お茶の給仕に控えていた咲夜の言葉に少し考える。

「まあ、その辺にたくさん転がってる毛玉でも使えばいいし」

「相手がいないと始まらないわよ」

「そんなの、何処だっていいんだよ。そう、一方的だとつまらないし、冥界にでも」

いい事考えた、とばかりに立ち上がるレミリアに、さっと何処からか日傘を取り出す咲夜。 腰の重いパチュリーも、少し考え、本を閉じた。

「………まあ、実際に見てみたかったし、いいんじゃない?」

とまあ、そういう訳で、そういう事になった。

「という訳で、戦争しに来たわよ、亡霊!」

「た、大変な事になってますよ幽々子様!」

宣戦布告に現れた吸血鬼に、大慌てで主人に注進に走る妖夢にくすりと笑いかける。

「いいじゃない。したいって言うなら、誰にだって喜んで相手になるわよ」

「って、そんな軽く言わないで下さいよ~」

面白がりながら立ち上がる幽々子に、仕方なく付き従う。 勿論、ここ冥界も退屈だったのだ。こうして戦争ごっこは幕を開いた。 当然、暇を持て余す他の住人達も黙っていない。 新しい遊びの気配を敏感に察知し、思惑はどうあれ次々と増える参加者。 気が付けば、幻想郷中を巻き込んで、戦争ごっこは始まってしまった。 やる気があろうとなかろうと、今更止められる訳も無く。

これは、そんな戦争ごっこの一部始終。

(OPより)

(添付テキストファイル転載)

  • だれも死亡しません
  • 郎党来ません
  • シェアウェア版なんて知りません
  • 毛玉交易ありです
  • 比較的独立しやすいです
  • 微妙な三歩移動です
  • 面倒だったんで2000年開始だったり
  • 適当なつくりなんで細かいバランスは怪しいかも
  • しかも微調整時適当にいじったため所々継ぎ接ぎだらけ?見ない振りヨロシク
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  • 戦争ごっこ顛末記.txt
  • 最終更新: 2020/08/02 22:33
  • by 蛛賢