日本内戦 ―対日防共協定―

戦勝国によって分割統治された戦後日本の内戦を舞台にした仮想シナリオ。

シナリオ名 日本内戦 ―対日防共協定―
作者 シュトイベン
ジャンル 実在世界架空(日本)
現バージョン 0.07vst02+2
最終更新 2006年8月28日
動作環境 SE◎ FE○ 旧×
規模 日本全国
開始年月 1949年 8月
勢力数 66
都市数 810
人物数 3432

“1945年9月23日”

北海道はソ連の手に落ちた。

九州では米軍が暴れている。

東京、大阪を始めとした大都市は空襲に焼かれ、

ヒロシマ、ナガサキ、ニイガタ、ヨコハマ、ハコダテの五都市には

原爆を落とされた。

こと、ここにいたり、ようやく大日本帝国はポツダム宣言を受諾したのである。

“1946年2月25日”

日本は国連常任理事国という名の戦勝国クラブにより

分割統治されることになった。

北海道、および東北、関東、信越をソ連に。

中部、北陸、関西、中国、九州南部、沖縄を米国に。

四国を英国に。

九州北部を中国に。

また、協議の結果、東京は南北に分けられ、

北部をソ連が、南部を米国が統治することになった。

“1948年8月15日”

常任理事国それぞれの思惑により、

それぞれの分割統治領は一斉に独立した。

ソ連旧統治領は『日本社会主義人民共和国』(通称:東日本)、

米国旧統治領は『日本民主自由連邦』(通称:西日本)、

英国旧統治領は『東アジア連邦』(通称:東亜連邦)、

中国旧統治領は『東中華人民共和国』(通称:東中華)として。

しかし、これは形だけのもの。

それぞれの国家政府が、旧統治国の傀儡に過ぎないことは、誰もが知っていた。

また、北海道、沖縄などのいくつかの地域は、

旧統治国による直接統治が続けられることになった。

さらに、同日、国連によって『極東アジア重武装禁止条約』が発効。

旧日本列島においては、重火器・兵器の『持ち込み・作成・使用』が禁じられた。

“そして、1949年9月”

日本民主自由連邦領である『南東京』に、

日本社会主義人民共和国軍が突如侵攻。

世界中のあちこちで勃発している米国とソ連との代理戦争が、

ここ、旧日本列島でも勃発したのである。

中国、および東中華人民共和国も、それに呼応するように侵攻を開始。

さらに、戦勝国による統治に不満を持っていた人々が各地で武装蜂起。

それを見た東日本・西日本の傀儡政府も、真の独立を画策し始める。

ここにおいて、米国と英国は『対日防共協定』を策定。

共産主義国からの侵攻に当たるためと称し、日本列島に戦力を集結する。

こうして、宣戦布告の無いまま、

日本列島は泥沼の内戦に引き釣り込まれていった。

はたして、この内戦を制し、極東に新秩序を打ち立てるのは誰か!?

(OPより)

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  • 日本内戦_対日防共協定_改造版.txt
  • 最終更新: 2020/08/02 22:47
  • by 蛛賢