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維新史_西南十年戦争 [2020/07/14 00:21] – 蛛賢 | 維新史_西南十年戦争 [2020/08/05 22:11] (現在) – 蛛賢 | ||
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旧士族最大にして最後の反乱となった西南戦争を題材とした史実シナリオ。 | 旧士族最大にして最後の反乱となった西南戦争を題材とした史実シナリオ。 | ||
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| **シナリオ名** | 維新史 『西南十年戦争』 | | | **シナリオ名** | 維新史 『西南十年戦争』 | | ||
| **作者** | 総督 | | | **作者** | 総督 | | ||
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| **武将数** | 220(0.55) | | | **武将数** | 220(0.55) | | ||
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「岩倉具視の帰朝を待って奏上せよ」 | 「岩倉具視の帰朝を待って奏上せよ」 | ||
- | との勅旨とその後の経過により西郷隆盛・板垣退助 | + | との勅旨とその後の経過により西郷隆盛・板垣退助など名だたる政治家・軍人が大量に辞任するに至った。 |
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- | など名だたる政治家・軍人が大量に辞任するに至った。 | + | |
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- | 鹿児島に下野した西郷は「私学校」を創設し大隈南部 | + | 鹿児島に下野した西郷は「私学校」を創設し大隈南部で鷹狩りをするなど悠々自適の日々を送っていたが「廃刀令」に反対する士族が反乱を起こすなど平和な日々はそう長くは続かなかった。 |
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- | で鷹狩りをするなど悠々自適の日々を送っていたが | + | |
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- | 「廃刀令」に反対する士族が反乱を起こすなど平和な | + | |
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1876(明治9)年10月― | 1876(明治9)年10月― | ||
- | 私学校の脅威を恐れた政府は鹿児島の武器・弾薬を | + | 私学校の脅威を恐れた政府は鹿児島の武器・弾薬を県外に搬出しようとしたがこれを知った私学校生徒が激昂し火薬庫を襲撃する。この報を聞いた西郷は「ちょしもたー(しまった)」と発したという。 |
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- | 県外に搬出しようとしたがこれを知った私学校生徒が | + | |
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- | 「ちょしもたー(しまった)」と発したという。 | + | |
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- | さらに翌年1月、西郷の暗殺計画が発覚、事ここに至り | + | さらに翌年1月、西郷の暗殺計画が発覚、事ここに至り桐野利明の「断の一字あるのみ!政府に尋問の廉これあり」により総出兵に決し「薩軍」の結成に至った。 |
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- | 桐野利明の「断の一字あるのみ!政府に尋問の廉これ | + | |
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- | あり」により総出兵に決し「薩軍」の結成に至った。 | + | |
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1877(明治10)年2月14日― | 1877(明治10)年2月14日― | ||
- | 鹿児島では珍しい大雪の中、西郷隆盛指揮のもと閲兵式 | + | 鹿児島では珍しい大雪の中、西郷隆盛指揮のもと閲兵式がおこなわれ北上を開始、これが西南戦争の開始となる。 |
- | がおこなわれ北上を開始、これが西南戦争の開始となる。 | + | 吹雪の中突如あらわれた軍団にある者は腰を抜かし、ある者は狂喜して隊列に参陣し瞬く間に大軍勢となった。 |
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- | 吹雪の中突如あらわれた軍団にある者は腰を抜かし、あ | + | |
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- | る者は狂喜して隊列に参陣し瞬く間に大軍勢となった。 | + | |
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そのさなか・・・ | そのさなか・・・ | ||
- | 西郷の縁戚である川村純義海軍中将が隆盛と会談する | + | 西郷の縁戚である川村純義海軍中将が隆盛と会談するため軍艦で鹿児島に入港した。出迎えにきた鹿児島県令である大山綱良がすでに東上したと言うと川村は顔面蒼白になって直ちにこの旨を政府に緊急打電した。 |
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- | ため軍艦で鹿児島に入港した。出迎えにきた鹿児島県令 | + | |
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- | である大山綱良がすでに東上したと言うと川村は顔面蒼白 | + | |
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