「あ、しまった。」
全ては“神隠しの主犯”八雲紫の、この一言から始まりました。 …正確にはこの一言と共にあるもの境界を寝ぼけて弄ってしまったことから。 彼女が弄った物は弾幕がはれる者の境界。
幻想郷のほとんど全ての者が弾幕れなくなってしまいました。 しかし、毛玉は別でした。毛玉だけが通常通り玉を出せます。 それに最初に気付いたのはよりによって、 弾幕れなくなりフラストレーションが最大まで溜まっていた“悪魔の妹” フランドールでした。
彼女はこれに気付いた瞬間狂喜乱舞し、毛玉を操り地下室の扉を破ってしまいました。 それを抑えるため、紅魔館が毛玉を大量に集め始めたのが第二の始まり。 毛玉運用型弾幕ごっこと後に名付けられたこの弾幕ごっこの始まりです。 紅魔館の動きを敏感に察知した各勢力は早速動き始めます。
「まだみんな満足に弾幕ごっこは出来ないはず、この隙に幻想郷中の美味しい物を全て食べ尽くすのよ!」
「あの、幽々子さま?私たちもまだ満足に弾幕ごっこ出来ないんですが…。 ……だめだもう聞いてない。」
と、いうことで幻想郷中に打って出た白玉楼。
「なんだか白玉楼が面白そうな事を始めたわ。私たちも便乗しましょう。永琳。」
「了解しました姫。ウドンゲ、準備なさい。」
と、いうことで面白半分に白玉楼に便乗した永遠亭。
「あらあら、なんだか面白そうなことになってるわね。藍、私たちも楽しみましょう。」
「なんだかって、紫様あなたが原因なんじゃ…いえ、何でもありません。……はぁ。」
と、いうことでもっと面白半分に便乗した八雲一家。 等々、各大勢力が動き始めたこと受け紅魔館も。
「咲夜このままでは威厳も何も在ったものじゃないわ。」
「そうの通りですわお嬢様。妹様のことが片付き次第すぐに我々も打って出ましょう。」
との意向を固める異なりました。 その他察知した所もしてない所も巻き込み、 ちょっと変わった大規模弾幕ごっこはこうして始まるのでした。
(OPより)
EASY :閻魔天、西行寺、永遠亭 NORMAL:紅魔館、風見家、八雲家、三月精、秘封倶楽部、魔界、博麗神社、上白沢家、魔法研究者 HARD :その他の方々 LUNA :西行妖、宵闇
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