今回のお話の発端は、図書室の奥で見つかった一本の小瓶でした。
「古いお酒、ですか」
「凄く珍しい、かも」
とても小さな瓶を軽く揺らし、中の液体を透かすパチュリーに、ずいと手を出すお嬢様。
「へえ、旨いといいけど」
「………レミィが呑むの?」
「だって私の家の物だろう?なら主たる私のものだろう」
「あー、ずるい。私もお嬢様だし私でもいいじゃない」
「でも、これ一杯分くらいしかありませんよ。分けたら少なすぎませんか?」
「分ける?何言ってるのさ咲夜」
心底不思議そうな顔をするレミリアにやれやれと息をつくメイドさん。 その様子を見ながら、
「でも見つけたのは私。古いお酒には不思議な力があるかもしれない」
「じゃあ勝負しよう」
「はい?」
妹様の突然の提案に、首を傾げる咲夜と、なるほどと頷くレミリア。
「そうね、賞品は奪い合ってこそ旨みが増すし」
「仕方ないわね」
「ちょっと、パチュリー様まで?」
「新しい魔法を誰かに使ってみたかったのよ」
「じゃあ、勝負ね。折角だし皆に声かけよう」
「誰が来ても勝つんは私だけどな」
「………うーん」
そんなこんなで、何故か古酒をかけて勝負することになった紅魔館。 そんなつもりも無かった連中も皆巻き込んで、弾幕勝負に精を出すことになったのです。
(OPより)
easy:霊夢 レミリア パチュリー normal:名有りのその他、上級メイド隊 hard:魔理沙 小悪魔 その他無名勢力 luna:地下室毛玉 図書館毛玉
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