春秋左氏伝

中国の春秋戦国時代シナリオ。

「元年春 王正月」。

上の一行から始まる『春秋』とは、 魯の孔丘が筆削した魯の「経書・年代記」である。 『春秋左氏伝』は『公羊伝』『穀梁伝』と並ぶ「春秋三伝」とよばれ、 左丘明が著した経書の「伝・解説書」である。

王妃・後嗣選定を誤った周の幽王が申公率いる犬戎に攻められ、 驪山の麓で殺されると、その子平王は鎬京を放棄し、 晋の文侯、鄭の武公の助けを得て、王都を洛の地に遷した。

そして、四十七年が過ぎ、王の威令は失われた。

諸侯は互いに攻伐を繰り返し、会合に於いて牛耳をとり、 血を歃って、盟主となる覇を競う世となった。

（ＯＰより）

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